Libre office Baseのクエリーで月別の集計を出す

2022年9月19日

今日はAccessとは結構違うLiBreOfficeのBaseで月別の集計を出す方法について説明します。

Baseは無料で使用できるデータベースソフトで、私はフリーランスになって複式帳簿をつけるのに利用するに至り、面白くてハマっている状態です(笑)

お金のやり取りが複雑ではない方向けに無料でファイルも配布していますので是非ご利用ください!

Baseはかなり使えるソフトでもあるのに、なかなか情報が少ないので色々苦労しますが、今日は月別で集計を出す方法を説明します。

青色申告書にも記載欄がある月別売上高

なぜこれを取りあげようと思ったかというと、確定申告の青色申告で月別売上の欄があるのです!

2枚目のところにあるんですよ〜

https://biz-owner.net/ao/kessan-download

なので帳簿をつけると同時に自動的に月別に合計を出してくれたら便利だな〜と思いました。

月別売上高合計を出す・・・百文は一見にしかず

ということでクエリーを見てみましょう。ポイントのところは赤の四角で囲んでいます。

テーブルが2つリレーションしてますけど、リレーションしてなくても大丈夫です。とにかく日付があって取引内容が記録されていて、なにがしかの分類があればできます。この場合は相手科目という分類があります。相手科目の中の売上高の月別集計を出したいわけです。リレーションについて知りたい方は別記事がありますので見てみてください。

解説

もう一回先ほどのスクショを出します。

売上高を出したい場合、入金額しか必要ないので入金額をフィールドに入れる

売上高を抽出したいので、相手科目名をフィールドに入れ「条件」に’売上高’と入力し、抽出してもらう。

ここまではいいですね。

そこからいよいよ月別売上高です。

一番左のフィールドには手書きで

MONTH([日付})

と書いています。エイリアス(名前)は月にしました。

並べ替えは1月から表示したいので昇順を選択。

そして関数はGROUPを選択します。これで月別をグループングしてくれます。

最後に入金額の関数でSUM(合計)を選択します。

以上です!簡単簡単。とはいえ、この答えにたどり着くにも時間かかった・・・。

余談になりますが、わからないときひとまずAccessの方法を調べるんです。ひとまずね。やってみると大抵ダメです(笑)ただ、自分の思うことをやってくれる可能性を探りたくてAccess調べちゃうんですよね。結局Baseで調べ直すんだけど。

最後に

Base ネタでは比較的簡単で便利な月別集計のお話でした。フォームにしてしまえばいつでも売上高を意識した帳簿を作成できます(息詰まるけど)