手を出さないチャートを決める 〜移動平均線とロウソク足で見る〜
エントリーするチャートを選ぶよりも
エントリーしないチャートを選ぶというのはとても大事だと思います。
数としても手を出さない方が良いパターンの方が多いんじゃないかと思っています。
今回は、手を出さない方が良いチャートのパターンの中から
単純移動平均線とロウソク足から見る方法を説明します。
私は50、100、200日移動平均線を表示していて
手を出さないと決めるのは1時間足チャートで決めています。
ちなみにこの選び方はファンダメンタルズと時間帯を全く加味しない場合なので
その2つを加味するなら、もっとアグレッシブでもいいかもしれないけど・・・
個人的にはうまくいった試しはありません。
あと、トレードのスタイルは数分間〜数時間の保持、つまりデイトレードになります。
では、見た瞬間に半日は手を出さないであろう、典型的なパターン3つを紹介します。
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1.ロウソク足の位置が200、100MAの間にある
荒れ模様になりやすいです。
上に行くんだか、下に行くんだか本当にわかりません。
この図の場合、大きくはダウントレンドなんでしょうけど
50MA(赤)が上に抜けそうな感じもあるし、100MAも水平になってきているし
下降の勢いを失っているのがわかります。
2.MAラインが水平で位置が近い
これも、やはり方向性がないといった点で1.と似ています。
典型的に方向性がないですよね。
3つの移動平均線がこれでもかと言わんばかりに近い(笑)し、水平で方向性なし。
3.トレンドはあるが下降している
MAの方向的にも並び方的にも上昇トレンドではあるのですが
一旦100MA付近まで下降しています。
もう少し下がれば下降トレンドに転換するようなポイントでもあります。
これは手を出さないというか、「待つ」という感じに近いかな。
上昇への転換を待つ感じ。
少なくともこの瞬間は手を出しません。
冒険をすると賭けになる
もし、トレードを仕事ばりに安定させたいなら
やらないチャートを見極めるのは肝といっても過言ではありません。
その辺は個人の裁量になりますが・・・
是非参考にしてみてください。
このシリーズ今後も描いていきますので!
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